|
サビエル記念聖堂は、日本に初めてキリスト教を伝えた聖フランシスコ・サビエルの功績をたたえ、1951
年に建てられた。
1549年、キリスト教を伝えるために日本を訪れたサビエルは山口に立ち寄った後、京都を目指すが、戦火で荒廃した都に失望。大内義隆を頼って再び山口を訪れる。
スペイン・ナバラ州にあるサビエル城を模した木造の旧聖堂は、その鐘の音とともに市民や観光客らに親しまれてきたが、1991年9月5日に焼失。現在の聖堂は1998
年4月29日に再建されたものだ。
三角形に近い聖堂の姿は、聖書に記された「神の幕屋(テント)」をイメージしている。聖堂のシンボルである2本の尖塔のうち、左側の時計塔には、キリストを表す「*」、地球、平和の印であるオリーブの枝を表すオブジェが取り付けられている。これには「地球に平和をもたらす」という意味があり、避雷針も兼ねている。一方、右側の鐘塔は天からのメッセージを表しており、そのメッセージは
9つの鐘にそれぞれ刻まれている。 聖堂内部は、聖書からテーマを取ったステンドグラスを通
して差し込む光が幻想的な雰囲気を醸し出しており、祈りの場としての神聖さを感じさせる。
また、聖堂1階には「クリスチャン記念館」があり、フランシスコ・サビエルの足跡と日本におけるキリスト教のあゆみが紹介されている。
|