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設立当初の県立山口博物館(2
2010年1月3日掲載
写真提供:山口県立山口博物館

 当館は1912(明治45)年に防長教育博物館として発足し、1917(大正6)年に県立に移管されました。今年で98年の歴史を有することになります。この間、約30万点にものぼる資料を収集し、保管・公開してきました。
 山口県立教育博物館の設置目的には、「維新記念資料及教育参考品ヲ蒐集陳列シ公衆ノ観覧参考ニ供スル」とあり(大正6年4月1日、山口県立教育博物館規則第1条)、多くの資料の中でも、明治維新に関係する資料を重視していたことが分かります。そのため本館の他、煉瓦造りの維新記念室を別途併設しました。維新記念室の入口には、「本室に入るものは敬意を失ふべからず」という札が掲げられていました。また、1919(大正8)年以降、維新に関連する資料や文献の収集事業を始め、年報などで報告しました。
県立山口博物館 学芸員 伊原 慎太郎