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香りの植物
2010年4月7日掲載
写真提供:山口県立山口博物館

 マリリン・モンローが「夜まとって寝る」といったシャネルの5番、アントワーヌのリュシールへの愛を表現したゲランのシャマード、カルバン・クラインが自分の花嫁のために自ら調香したエタニティーなど、私たちは沢山の香水に囲まれ、日々の暮らしの中で洗練された華やかさと気品を享受しています。
 これらの香水は多くの香料からできており、少ないものでも約50種類、多いものは200種類を超す香料が使用されているといわれています。
 その香料の多くが植物から抽出したものであることをご存じでしたか?植物起源の香料の種類は数百ともいわれており、様々なフレグランスの根幹として利用されています。中には、ミュゲ(スズラン)やピオニー(シャクヤク)など私達がよく知っている身近な植物が使われていることもあります。山口博物館では今、その中のいくつかを有名なあの香水と共にスポット展示しています。
県立山口博物館 学芸員 嶋村 拓実