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設立当初の県立山口博物館(4) |
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当館は1912(明治45)年に防長教育博物館として発足し、1917(大正6)年に県立に移管されました。今年で98年の歴史を有することになります。この間、様々な教育活動を実施してきました。
防長教育博物館の教育活動として、「通俗教育巡回博物館」がありました。通俗教育とは、現在の社会教育や生涯学習にあたる言葉です。県内各郡・市町村の教育会等に、資料を貸し出したり講師を派遣して、展示や講演会を開催するというもので、1914〜16(大正3〜5)年にかけ、県内各地64カ所で開催した実績が報告されています。写真で見るように、学校の教室のような場所に展示物や掛け図を並べ、講師が説明する方法でした。通常の講演会等と異なり、実物を目の当たりにしながらの講義で、博物館の強みを生かした教育活動の原型です。 県立山口博物館 伊原 慎太郎 |