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小郡町大正通りの空き店舗で「チャレンジショップ」
 衰退する小郡駅北の大正通り商店街にかつてのにぎわいを取り戻そうと、山口商工会議所は空き店舗を活用して新規開業者を育成、支援するチャレンジショップ事業に取り組む。四つの空き店舗は期間限定で格安に賃貸し、1店舗をサークルなどへの貸しスペースに活用。8月中のオープンを目指し、今週から出店者の募集を始めた。

 小郡駅北口から約500メートルにわたって店舗が建ち並ぶ同商店街は、かつて人通りが多く大変繁盛していた。ところが、バブル崩壊を境に景気が低迷。周辺地区への大型店進出もあって人足は次第に遠のき、現在48店舗中、22店舗が空き店舗となっている。
 そんな中、県央の玄関口である駅北商店街を何とか活性化させようと、同商議所は国、県、町の補助を受け、今年度限りの空き店舗対策事業に乗り出した。同事業は「ミニチャレンジショップ事業」「イベント事業」の2本柱で実施。事業総額約920万円の大部分をチャレンジショップに充てる。
 「ミニチャレンジショップ事業」は、新規に事業を始めようという人に対して空き店舗を坪100円で賃貸、改装工事費の一部を補助するとともに、定期的な経営指導を行うというもの。四つの空き店舗を対象に8月から来年3月までの期間で実施し、事業終了後も継続的に経営できるような店舗に育成していく。対象となる業種は小売業またはサービス業で、開業資金というハードルが低いことから、新しい分野に挑戦しようとする人や若者などの出店が期待できる。
 一方、商店街活性化と集客を狙う「イベント事業」は、来年で運行25周年を迎えるSLやまぐち号にちなんだものを検討中。案としては、ミニSLの路上運行やSL写真展などが挙がっている。
 その他、空き店舗の一つを利用して団体・サークルなどに貸し出すフリースペースの運営も8月上旬から開始する。
 同商議所小郡支所は「夢や構想を実現するチャンス。ここで商売のノウハウを学び、独立開業してもらえれば」と空き店舗解消に期待する。
 なお、1次募集は今月16日(水)まで。申し込みは所定の申し込み用紙で同商議所小郡支所(TEL083-972-0075)。出店者は今月中に、面接と選考委員会の審議で決定する。