日本では2008年にディフェリンゲル、その後にべピオローション、べピオゲル、エピデュオゲルが保険診療で処方できるようになりました。そのお陰で、抗生物質しか治療法がなかった以前と比べてニキビ治療が各段にスムーズになりました。
しかし、これらを継続しても難治な方に、自由診療(保険適用外)で、イソトレチノインの内服があり、ビタミンA誘導体で、皮脂分泌量が減ること等から強い効果を発揮します。アメリカでは1982年に認可され、重篤な副作用がないことも確認済です。しかし、催奇形性があるため服用中の妊娠を避けるなど、幾つかの禁忌事項があり、定期的な採血も必須です。さらに、採血費、薬剤費は自由診療のためクリニックによって異なります。このように書くと、怖い治療法のように感じられるかもしれませんが、とても切れる包丁と同じで扱い次第です。皮膚科専門医の元で管理・処方されれば大変有効で、お悩みの方にはお勧めです。
住所 | 山口市小郡下郷786-10 |
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