10月4日(土)に開かれる「山口市誕生20周年記念式典」への参加者が募集されている。参加は無料で、定員は500人程度。応募者多数の場合は抽選となる。
会場は山口市民会館(山口市中央2)で、時間は午前10時から。20年間を振り返る映像の上映、功労者表彰、姉妹都市からのビデオメッセージの披露などが予定されている。
11時15分からは特別講演会。國學院大観光まちづくり学部長で元東大副学長の西村幸夫さんが「地域それぞれの個性を活かしたまちづくりのこれから」の演題で話す。西村さんは、1952年福岡市生まれで、東大都市工学科卒、同大学院修了。都市計画や歴史まちづくりを専門としており、著書に「県都物語」(有斐閣)、「まちを想う」(鹿島出版会)などがある。山口市の持つ個性や魅力を踏まえ、今後のまちづくりの発展性や可能性等について、歴史を読み解きながら提言してもらう。
参加希望者は、ウェブサイト(https://pro.form-mailer.jp/fms/aa19a404337613)もしくははがきで申し込む。宛先は、〒753-0075 山口市中園町7-40 c-court1F (株)コア内「山口市誕生20周年記念式典申し込み事務局」。締め切りは9月17日(水、消印有効)。結果は、メールか郵送で伝達される。
ロビーには、午前9時から午後2時まで、「20年のあゆみパネル展示」「特産品コーナー」が設けられる。式典・講演会に参加しない人も来場は可能だ。
旧山口市・小郡町・秋穂町・阿知須町・徳地町の1市4町が対等合併して、2005年10月1日に新しい山口市が誕生した。さらに2010年1月16日に旧阿東町を吸収合併し、現在の形となっている。