ミネラルウオーターでよく目にする「硬水」「軟水」。どのような違いがあるのか、アド水質分析センターに聞きました。
水は、水分中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量(硬度)によって、硬水と軟水とに分けられます。
日本では、一般的に硬度が1リットルあたり100ミリグラム以下の水を軟水、それ以上を硬水と分類しています。
硬度は水の味にも影響を与えます。一般的に、硬度の高い水は、口に残るような独特の風味がします。一方、硬度の低すぎる水は、淡泊でサラッとしています。美味しい水の条件としては、硬度が1リットルあたり10~100ミリグラムくらいで、中でも50㍉グラム前後がまろやかな味がして、多くの人に好まれます。(次回に続く)