10月21日、米穀店・小野商店(山口市下小鯖、TEL0120-27-0084)に勤務する吉住将さん(31)が、「五つ星お米マイスター」に認定された。県内では4人目で、同社の小野昌志社長もその一人。五つ星マイスターが2人在籍するのは、県内では同社だけとなる。
「お米マイスター」は、日本米穀商連合会が主宰する、コメの専門知識を認定する制度。「三ツ星」は筆記試験で合否判定され、最高位の「五つ星」は試験官との面談による。「精米技術」「玄米鑑定」「米穀商品説明」「炊飯技術」「食味官能評価」「米穀ブレンド技術」「炊飯指導技術」の7項目を評価され、合否が決まる。全国で、約500人が五つ星認定されている。
山口市生まれの吉住さんは、2015年3月に同社に入社。現在は営業本部長を務める。「三ツ星」は入社2年目に取得したが、「五つ星」には昨年が初チャレンジ。惜しくも涙をのんだが、2回目の今年合格した。
「認定を受けたことも励みに、これからも良いコメづくりに日々頑張りたい」と吉住さん。
同社では、11月22日(土)と23日(日・祝)の午前9時から午後5時まで、「メーカー肥料相談会」を開催。生産者はもちろん、趣味で家庭菜園に取り組んでいる人たちも相談に乗ってもらえる。