医療Q&A［もみの木皮ふ科クリニック］

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ノムラ泌尿器科整形外科

2024.02.17

医療Q&A［ノムラ泌尿器科整形外科］

Q.頻尿の弊害にはどのようなものがありますか？　受診をためらっています。

回答（野村悠一郎副院長）

　泌尿器科は他の科と比べると受診のハードルが高く、重要性が低いように思われがちですが、どの領域も体を構成しており、生きていく上で大切な臓器です。脅かすつもりはありませんが、実際に夜間頻尿による睡眠の質の低下や、転倒や骨折の原因、死亡率の上昇の報告がされています。
　一言で頻尿と言っても前立腺肥大や神経因性膀胱などの病気が隠れていることもあります。放置していると、知らず知らずのうちに残尿が増えて膀胱や腎臓を傷めてしまうことや、他に病気がみつかる場合もあります。症状は患者さんご自身が一番よくわかることなので、異常を感じたら早めに泌尿器科による専門的な診察を受けることをお勧めします。
　また、サプリメントや医薬部外品に関してはビジネスの側面が強く、効果が薄かったり、病気の発見が遅れたり、保険が効かず高価だったりすることもあるため、注意が必要です。

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