ウゴービは、糖尿病治療薬のオゼンピックと全く同じものです。
GLP-1RAという、GLP-1というホルモンの類似物で、食欲を抑制する作用が減量につながります。オゼンピックが1㎎/週までなのに、2.4㎎/週までと量が多いため、より強い効果を期待できます。
しかし、保険で処方するには、「日本糖尿病学会・内分泌学会・循環器学会いずれかの専門医がいて、同学会の教育認定施設(専門医育成施設)で、複数の医療スタッフによる栄養・運動指導ができる」という条件なので、実際は大病院でないと満たせません。
また、患者側にも厳しい条件があります。
ダイエット目的で利尿剤・下剤・甲状腺ホルモン薬等を飲む人がいましたが、これらは効果ないうえに保険適応外で、勝手に手に入れて飲む、と聞けば大多数の医師は止めていました。
ウゴービは保険で認められた薬ですが、実際には使えない状態です。ダイエットに保険は使わせたくないみたいです。
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