やまぐちヘルスラボ(山口市小郡令和1、TEL083-976-4095)は、「睡眠への影響に関する食品モニター調査」への参加者を募集している。対象は、20歳以上65歳未満の山口県在住者。
内容は、ビフィズス菌を含む食品を継続摂取することによる睡眠の質の改善効果を検証するというもの。「ヘルスケア関連産業の振興等に係る連携協定」を2023年3月に県・市と締結した森永乳業と同施設が実施する。
参加希望者は、モニター応募ページ(https://hl-plus.momentum-arc.jp/explanation)で、30分程度のアンケートに回答する。回答者には、500円分のクオカードが進呈される。締め切りは、8月19日(火)。
そして、アンケートの内容も踏まえ、150人程度が選出される。選ばれた人は、同施設で8月29日(金)から31日(日)まで実施される「検査説明会」に臨み、9月1日(月)から5日(金)まで、(自宅等で)脳波計による脳波測定を行う。この「事前調査」への参加者には、1000円分のクオカードと脳波測定結果がプレゼントされる。
そして、事前調査の結果からモニター100人が選出され、「本調査」に進む。10月から12月までの8週間、カプセル食品を毎日摂取。0週目(10月)、4週目(11月)、8週目(12月)に(自宅等で)脳波測定・アンケート回答するとともに、同施設での体組成測定・アンケート回答(1時間程度)にも臨む。さらに10週間にわたり、毎日日誌を記入する。本調査まで完了すれば、1万円のクオカードと「脳波による睡眠分析結果」(通常は2万円以上が必要)が進呈される。
山口県は、高齢化率(65歳以上の人口割合)が35.2%(2022年国勢調査)と、全国3位の「高齢化先進県」。健康産業の創出拠点「やまぐちヘルスラボ」は、年々高齢化率が伸びる中、県民の「健康寿命」を延ばそうと、県と山口市によって2021年6月に設置された。