「『天空と大地の調べ~アンデス音楽4グルーポの共演』&ペルー展」が、11月1日(土)に山口県政資料館(旧県会議事堂、山口市滝町1)で開かれる。山口県ペルー協会(二井関成会長)の主催。岩国出身の「ペルー移民の父」こと田中貞吉(1857-1905)の没後120年を記念して開催される。
ペルー展は、午前11時から午後4時10分まで。1899年(明治32年)2月27日、日本からペルーへの初めての移民が、横浜港を出発した。その道筋をつけた田中貞吉と、山口県民のペルー移民の歴史をパネルで紹介。バザーコーナーでは、マフラー、手袋、ポンチョ等カラフルなアルパカ製品を、市価の3分の1程度の値段で買うことができる。さらに、アンデスの「天日塩」やペルーのクリスマス菓子「パネトーン」、インカコーラなど、現地から取り寄せた品々も販売。収益金は、ペルー山口学校へ全額寄付される。
「天空と大地の調べ~アンデス音楽4グルーポの共演」は、午後1時20分に開演。今井勉(パンフルート演奏)、TRIO MUYU(アンデス音楽演奏)、KICHWAS(多国籍デュオ)、3人アンデス(南米ボリビア在住の歌手・秋元広行来日時のツアーバンド)&橋本仁(ケーナ・サンポーニャ演奏)が出演する。TRIO MUYUの木村嶺汰(岩国市)と山本尋(下関市)、KICHWASの野村涼馬(光市)は山口県の出身だ。前売り券は、一般3500円、中学生以下1000円で、YCAM、山口市民会館、山口県庁売店で販売中。電話予約(当日受け渡し)は、同会の岡孝則さん(TEL090-4802-1936)へ。当日券は各500円高。