10月26日(日)午後2時半から4時まで、徳證寺(山口市黒川、TEL083-924-3492)で、第16回スズムシ講「お寺で演奏会~芸大生トリオの優しい調べ」が開かれる。料金は500円(学生以下無料)。
同寺では「スズムシ講」と題した音楽イベントを、コロナ禍を除いて毎年この時期に開催してきた。現在では「葬儀」や「法事」というイメージで語られることの多い一般寺院も、昔は地域の文化サロンとして機能していた。今一度お寺と地域社会との関わり方を模索する中で、2005年に立ち上げた催しだ。
今回は、京都市立芸術大で音楽を学んでいる、土本梨花子さん(バイオリン)、平田和さん(オーボエ)、山本美弦さん(ピアノ)の3人が出演。「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調第1楽章」(バッハ)、「愛の挨拶」(エルガー)、「ホール・ニュー・ワールド」(アラン・メンケン)などを演奏する。山口市出身の平田さんは、山口高管弦楽部でオーボエを始めた。そして、彼女と大学で同学年の土本さんと山本さんはともに大阪府出身で、国内外のコンクールでも活躍している。
会場では、フリーマーケットや仏教講座も開かれる。車は、近接するフジグラン山口の駐車場に止めることができる。