山口商工会議所の臨時議員総会が、11月4日に湯田温泉のユウベルホテル松政で開かれ、今後3年間の体制が固まった。
9月12日に開催された臨時議員総会で、4期目となる河野康志会頭が選任。さらに、椙山一生、臼渕厚史、高橋克行、田原文栄の4副会頭と、中川孝専務理事が選ばれていた。その後、3号議員(21人)、2号議員(49人)、1号議員(70人)が、約2600人いる会員の中から選出された。そしてこの日の総会では、140人の新議員の中から常議員(46人)と、監事(3人)が選任。これまで三つだった委員会が、継続2・新設4の6委員会となる変更も承認された。
継続設置となった「コンパクトシティ推進委員会」(川口雄一郎委員長)は、これまでは山口都市核エリアにおけるコンパクトシティー化に向けた取り組みを行ってきたが、今後は山口・小郡両都市核の地域活性化に資する具体的な施策を推進する。
同じく継続設置の「新山口まちおこし委員会」(岩城考浩委員長)は、小郡都市核エリア内、とりわけJR新山口駅近郊におけるにぎわい創出やコミュニティー形成に取り組む。また、誘致企業との連携や、域内企業間取引による消費拡大機会の創出について検討もする。
新設の「スポーツ振興・街活性化委員会」(毛利祥元委員長)は、「レノファ山口FC応援プロジェクト」など、スポーツの振興を通じて山口市全体の活性化を図る。
「多様な人材確保対策委員会」(葭谷光哉委員長)は、女性・シニア・障がい者・外国人など、多様な人材の確保に向けた課題を整理し、人口減少時代における解決策を検討する。
「山口DC推進委員会」(河野貴史委員長)は、2026年10月から12月に開催される「山口デスティネーションキャンペーン(DC)」における観光客受け入れや、観光資源を生かした新しい体験プログラム(食文化、伝統芸能、自然体験等)の開発支援に取り組む。
また、「山口商工会議所創立120周年推進委員会」(田原文栄委員長)は、1907年3月24日の「山口実業談話会」創立から120周年を迎える2027年に向けた記念事業の企画立案や、未来につながる新しい提案・活動を展開する。
新議員は、これら六つの委員会および六つの部会(商業、観光サービス、建設、工業、運輸交通、理財)にそれぞれ所属し、山口市の経済活性化に取り組む。
新役員(会社名)は次の通り(敬称略)。任期は2028年10月まで。
[会頭]
河野康志(マルニ)
[副会頭]
椙山一生(萩山口信用金庫)
臼渕厚史(山口グランドホテル)
高橋克行(高橋克行税理士事務所)
田原文栄(豆子郎)
[専務理事]
中川孝
[監事]
滝本英治(山口銀行小郡支店)
橋谷昌之(三井住友海上火災保険山口支社)
正木圭子(正木税理士事務所)
[常議員]
石田光一郎(アクティブ・オペレーションズ)
今田雅己(山口トヨペット)
岩城考浩(岩城酒舗)
大庭典夫(オオバクリエイティブ)
大原敏之(山口マツダ)
唐澤宏誌(三笠産業)
川口雄一郎(末廣)
川久保賢隆(片岡計測器サービス)
河村唯志(西京銀行山口支店)
河村利夫(中国芝浦電子)
岸田耕平(岸田時計店)
久保紳哉(AKi建築設計事務所)
倉橋亨(テレビ山口)
小池政弘(山口銀行山口支店)
小西哲哉(中電工山口統括支社)
作間悦次(技工団)
嶋田広樹(シマダ)
末冨喜昭(山口日産自動車)
末永久大(弁護士法人末永法律事務所)
杉山誠司(西中国信用金庫小郡支店)
杉山弘幸(中国電力ネットワーク山口ネットワークセンター)
砂川泰一(山口建設)
竹原雅郎(山陰堂)
多々良健司(多々良造園)
田中真樹(御堀堂)
田中佳和(KDDI山口衛星通信所)
筒井淳夫(山口井筒屋)
中尾和司(アクサ生命保険山口支社)
中川剛史(こすもす開発)
中村卓也(湯田温泉旅館協同組合)
西一仁(NTT西日本山口支店)
西田俊彦(NFデバイステクノロジー)
藤井一正(MIHORI)
藤井正史(エフエム山口)
藤村誠司(瑞穂糧穀)
藤山裕之(山口県信用保証協会)
北條栄作(近江屋)
宮川和也(常盤)
宗像紀明(宗像建設)
毛利祥元(山口朝日放送)
矢儀一仁(山口トヨタ自動車)
山崎和博(生活協同組合コープやまぐち)
山下鉄太郎(サン・ロード)
山村康之(みずほ銀行山口支店)
葭谷光哉(三宅商事)
開作真人(サンデー山口)