「じょうぶな からだは ふだんが だいじ。」
栄養のあるものをバランスよく食べ、背筋をのばし、しっかり動き、早寝早起きを心がけ、からだはいつも清潔にし、髪の毛やつめを切るのも忘れず、食事のあとには歯をみがき…。
丈夫なからだを保つために心がけなくてはならないことはたくさんあります。どれもたいして難しいことではありませんが、それだけについついいい加減にしてしまいがち。
この本では、健康に過ごすために必要なことが、ユーモラスな文章と楽しい線画で書かれています。
好きなものしか食べないのは「すききらいまぬけ」、姿勢が悪いのは「ねこぜくん」に「ぐにゃりさん」、今日は元気でも明日になったら具合が悪くなるかもと心配するのは「まぬけのなかの まぬけ」。こんなふうに言われると、ストレートに注意されるよりも素直に「気をつけなくては」という気持ちになれます。
同じ作者による、生活マナーや事故防止についての本『みてるよ みてる』『おっと あぶない』も楽しく読めますよ。
(ぶどうの木代表・中村佳恵)
学習研究社
作:マンロー=リーフ
訳:わたなべ しげお