講演「六角堂よもやま話-京都と山口を結びつけた大内氏の信仰」が、5月19日(土)午前10時半から11時20分まで、山口市大海総合センター(山口市秋穂東)で開かれる。講師は池坊中央研究所の細川武稔主任研究員で、聴講は無料。定員は200人。
秋穂にある六角堂の本尊・如意輪観音の、21年ごとの御開帳が同日午後2時から5月21日(月)まで大昌寺(山口市秋穂東)で行われることを記念した講演会。この観音像は、大内氏25代義弘が山名氏を討伐した際、京都の六角堂から勧請したもので、行基の作と伝えられる。
講演では、大内義弘の紀伊守護職獲得や京都での生活、足利義満の瀬戸内海遊覧への同行などについて解説。さらに、京都と山口とのつながりについても考察される。
問い合わせは、山口観光コンベンション協会秋穂支部(TEL090-4147-9023)へ。
聖徳太子が創建した京都の六角堂は、生け花発祥の地として知られ、華道家元池坊が住職を務める。今回の御開帳では、池坊山口西京支部による献華も実施される。