火災の発生しやすいこの時季、3月1日(日)から7日(土)にかけて、全国一斉に「急ぐ日も 足止め火を止め 準備よし」を合い言葉(防火標語)に「春の火災予防運動」が実施される。山口市でも、「火災予防作品展」と「春の防火まつり」を通じて、防火意識向上が呼び掛けられる。
火災予防作品展
火災予防を呼びかける絵画や習字などの作品が、巡回展示される。
各会場に並ぶのは、山口県などが主催した「火災予防作品」募集において、山口市内からの応募(1537点)の中で選ばれた76点。幼稚園・保育園児による絵画8点(応募総数135点)、小・中学生によるポスター18点(同101点)と習字42点(同1261点)、65歳以上の高齢者による防火標語8点(同40点)だ。
このうち、山口県の最優秀賞(県知事賞)を「防火標語の部」で末岡幸江さんが、優秀賞を「絵画の部」の有馬澪さんと「防火標語の部」の松本喜代美さんが受けている。
日時と会場は、2月20日(金)から26日(木)までがサンパークあじす(山口市阿知須)、2月28日(土)と3月1日は山口井筒屋(山口市中市町3)、3月2日(月)から8日(日)まではゆめタウン山口(山口市大内千坊6)。
春の防火まつり
2月28日午後1時半から3時まで、火災予防作品展開催中の山口井筒屋エントランス広場をメイン会場に開かれる。
山口市消防音楽隊による演奏、徳地女性防火クラブへの県消防クラブ連合会優良クラブ表彰伝達式、火災予防作品の表彰伝達式、幼年消防クラブ(亀山幼稚園児)によるステージ発表などがある。
防火パレードは2時40分から。消防職員、消防団員、学生消防団、女性防火クラブ、幼年消防クラブのメンバーらが参加し、音楽隊の演奏に合わせて山口銀行西門前出張所まで、アーケード街を練り歩く。
山口市消防本部は「当日は、幼年消防クラブの合唱や消防音楽隊の演奏でステージを盛り上げ、防火パレードでは火災予防グッズやお餅1000個以上を配布するので、ぜひ来場を。また、空気が乾燥し火災が発生しやすい時季でもあり、今一度火の取り扱いには注意してほしい」と呼び掛けている。
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2025年の山口市における火災発生件数は74件で、前年より28件増えた。内訳は、建物38件(前年から13件増)、林野2件(同変わらず)、車両8件(同4件増)、その他26件(同11件増)だった。2016年から2024年まで、56件、55件、68件、66件、51件、63件、86件、64件、46件と推移しており、近年では2番目に多かった。