萩のブランド魚の一つ、瀬つきあじを楽しんでもらうグルメイベント「萩の瀬つきあじフェア」が7月31日（日）まで道の駅「萩しーまーと」（萩市椿東、TEL0838-24-4937）で開催中だ。毎年7月の第1日曜日に開催されていた「萩の瀬つきあじ祭り」がコロナ禍で中止になったことから始まった代替イベントで、今年で3回目。
飲食店3店舗には期間限定メニューが登場。漁師料理の”なめろう“や瀬つきあじの天ぷらなど色々な食べ方が楽しめる「瀬つきあじづくし定食」（来萩レストラン）、新鮮な瀬つきあじを刺身にした丼ぶりにラタトゥイユが付いた「瀬つきあじタタキ丼と瀬つきあじラタトゥイユ」（維新亭・1日10食限定）、シンプルな塩焼きに肉厚な瀬つきあじのフライが付いた「瀬つきあじの塩焼き定食」（浜料理がんがん）など、趣向を凝らしたメニューが提供される。
さらに、館内の6店舗では、刺身、握り寿司、干物に加え、ライスバーガーやハンバーグといった瀬つきあじ商品の販売もある。
萩しーまーと駅長の山口泉さんは「今年も瀬つきあじの漁獲は順調で、脂乗りも良い。隣接の萩漁港に早朝水揚げされてすぐに届けられるため、鮮度は抜群。ぜひこの機会に、新鮮で旬な瀬つきあじを味わって」と呼び掛けている。
店舗の営業時間や入荷状況等、詳細はウェブサイト（http://seamart.axis.or.jp/）へ。
瀬つきあじは、海底の岩礁（＝瀬）に居つくことから命名されたマアジ。もともとはエサや適度な水温を求めて広く回遊する魚だが、九州の西の海域から対馬海流に乗って山口県沿岸に来遊したマアジが、プランクトンやシラスなど豊富で良質なエサに恵まれた萩沖に定着。5月から8月にかけて旬を迎え、山口県内の日本海産は特に6～7月に脂が乗るといわれている。
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