全長はスズメよりも少し大きく、黒と白、オレンジの配色が特徴です。飛翔時には「キョッ、キョッ」という鳴き声がよく聞こえてきます。
名前の由来には「集鳥(あっとり)」が変化したという説があります。全国の森林や農耕地などに冬鳥として飛来しますが、集団で生活することが多く、とくに渡って来たばかりの10月頃や、北へ渡る3月から4月には数千から数万羽の群れをつくることも。
年によって数に差がありますが、山口湾周辺でも稲刈後の田んぼなどに飛来します。大群が飛翔する様子は圧巻なので、飛来数の多い年はぜひ探してみてください。
スズメ目 アトリ科
[全長] 16cm
[時期] 越冬のために渡って来る冬鳥
新光産業きらら浜自然観察公園 寺本 明広