「藁(わら)の手しごと展」が、山口ふるさと伝承総合センター(山口市下竪小路)で10月26日(日)まで開かれている。山口の伝統やものづくりを月替わりで紹介している「マンスリー企画」の一つ。
会場には、山口市名田島産の小麦藁で作られたヒンメリ(藁に糸を通して八面体に仕上げられた北欧の装飾品)や蛍かごなど、約150点が飾られている。「山口をクラフトでつなぐ活動」をしている「つむぎラボ」のメンバーによる作品だ。
「地産素材の温かみを生かした作品で彩られた館内は、いつもと違った雰囲気になっている。閉館後も午後10時までライトアップしているので、ガラス越しの情景も楽しんでほしい」と、同施設。
DIYと料理教室の参加者も募集
さらに同施設(TEL083-928-3333)は、「DIY入門講座」と「家庭料理教室」の受講者も募集している。申し込み・問い合わせは窓口または電話で。
DIY入門講座では、基本的な工具の使い方を学び、ガーデンチェアを製作する。日時は、10月25日(土)の午前9時半から午後4時まで。講師は木工研究家の高木範男さんで、参加料は8000円。高校生以上が対象で、定員は8人(応募者多数の場合は抽選)。
家庭料理教室では、季節の食材を使った献立を作り、試食する。日時は、11月1日(土)の午前9時半から午後0時半まで。講師は栄養士・料理研究家の藤井郁栄さんで、参加料は1300円。中学生以上が対象で、定員は10人(同)。