「最高気温41度超え」「最強寒波が襲来」といったことが特別珍しくもなくなった中で、環境学習講座「気候変動の影響が身近な樹木に忍び寄る…」が、11月1日(土)午前10時20分から午後3時半まで開かれる。萩市越ヶ浜介護予防センター(萩市大字椿東)で2本の講義を受けた後、笠山に移動。そこに生育する植物を観察して、地球温暖化が樹木にあたえる影響を学ぶ。
講義の演題は、「気候変動の影響と適応策について」(講師:山口県気候変動適応センター専門研究員・元永直耕さん、惠本佑さん)と、「気候変動の影響による樹木等の変化について」(同:山口県樹木医会・中村裕三さん、草野隆司さん)。
昼食(各自で用意)後、笠山へマイクロバスで移動する。ここには風穴があり、岩の隙間から真夏でも15度前後の冷たい空気が流れ出ている。そのため、温帯と寒帯の植物が共存しており、どちらも観察できる希少な場所となっている。少雨決行。
対象は、山口県内在住の人(小学生は要保護者同伴)で、定員は30人程度。参加は無料だが、10月20日(月)までの申し込みが必要だ。希望者は、申し込みフォーム(https://hito21.jp/form/2025090511232093.html)で応募する。応募者多数の場合は抽選。